医学部医学科3年次の実習科目「医科学研究」で、昨年に引き続き宮古島の淡水域生体疫学調査のために、フィールドワークに出張しました。機器センター教員(佐藤)の科研費研究の一環でもあります。

2名の実習生とともに、宮古諸島の伊良部島、来間島、宮古島の各地のガー(井戸)とため池を中心とした秘境を巡ってきました。主な目的は、在来のレプトスピラ属細菌と細菌叢について、動物相との関連に照らして調べることです。

一見誰もいなさそうな奥地の湧水地に、植物写真の専門家や古代ローマ遺跡の専門家が同時に居合わせており、しばし立ち話も楽しみました。不思議な場所でした。
今回と昨年のフィールドワークによって、宮古島諸島のほぼ外周を網羅する環境DNAサンプルを取得することが出来ました。
宮古島では、レプトスピラ症が 2003年に4類感染症に指定されて以来、2021年(令和3年)に初めて宮古島でレプトスピラ症の発生が報告されています。今回と昨年の我々の試料を基に、宮古島で発生したレプトスピラの起源などを解明していければと考えており、結果が出れば、論文化へと進めて行ければと考えています。
(機器センター佐藤)

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