マイクロチップ型電気泳動装置『 Agilent 2100 バイオアナライザ電気泳動システム 』は、2000年代初頭から普及した世界的なベストセラー分析装置で、本機器センターにも備えられています(基礎研究棟 2F)。 核酸、タンパク質、細胞の電気泳動が可能で、小型のディスポチップによる迅速かつ精密な分離が可能です。2000年代後半からの次世代シークエンサーの普及では、そのシークエンシング DNA ライブラリのクオリティ評価のための標準的な機器としてさらに普及しました。

その Agilent 2100 バイオアナライザですが、メーカーによる製造・販売の終了、修理部品保有期間の終了がアナウンスされました:
- 試薬・消耗品の販売・修理対応: 2030年末まで
- 修理部品の保有期間終了: 2024年4月30日
- 新規装置の販売終了: 2023年末
メーカーとしては、今後も可能な限りでのサポート体制は維持するとのことであるようです。
※ メーカーによる製品ホームページ
当センターでも、本機器については、引き続き可能な限り運用していきますので、よろしくお願い致します(機器センター・佐藤)
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